今、サラ金1社から借り入れをしていて、今借りている分の返済も順調なのですが、もっと融資の枠を増やしたいと思っています。やっぱり、1社だけだと上限が決まってるから、追加で借り入れが必要な時に足りてないって場合も有るし、すぐに融資が受けられないじゃないですか。返済はきちんとしますよ。でも、もっと沢山のお金で上手く回さないと、ちょっときついんで、サラ金のカードだけでも増やしておいたり出来ませんかね?
(⇒もっとたくさんお金を借りるために

追加融資のために複数のサラ金でキャッシングカードを作れます

そうですね。複数のサラ金でキャッシングカードを作ることは可能ですよ。審査に通れば良い訳ですからね。別のサラ金で審査に合格すれば、融資が可決した金額の枠を新たに持つことが出来るのは、勿論その通りです。今も利用しているサラ金の利用可能枠と合わせれば、ご自身が融資を受けられる枠は、結果として以前よりも大きくなりますよね。仰る通りなんです。

ですが、注意して頂きたい点もいくつか有ります。まずは、総量規制についてです。貸金業法で、サラ金から融資を受けられる金額の限度は定められています。これは、何社分であっても、サラ金ならば、全て合算して受けられる融資額を定めるものです。カードを増やしたとしても、借り入れられるのは、貴方の年収の3分の1までになります。この範囲内であれば、融資を受けられる枠を、数社のサラ金から確保することは可能でしょう。

また、安定した収入が有り、返済に支障もなく、社会的な信頼がある程度得られるとしても、どうしても融資を受けられるサラ金の数自体は限られて来ると思った方がよろしいでしょう。サラ金側では、同業他社から融資を何社から受けているかも審査の対象としており、目安としては4社以上から借り入れをしていたり、カードを短期で複数増やして多重に借り入れの兆候を臭わせたりということがあると、貸し倒れのリスクを見込むためです。

カードを増やすなら、タイミングにもよりますが、3社以内で検討してみてください。また、短期間に複数の申込みをして、お金のやり繰りに何らかの問題が有るのではないかと思われてしまうことも、避けた方が無難でしょう。必ず、間を開けてから申込みをして、カードを増やすようにしてみてください。特に、1ヶ月以内の複数申込みは避けましょう。審査が通らなくなるようならば、半年間空けてクリアな履歴で臨んだ方が良いですよ。

今すぐに借り入れが必要ではなくても、先に審査を受けて、キャッシングカードだけを作成しておくという考え方は、やはり有ります。先に作っておけば、必要になってから、慌てて新たなサラ金へと申し込むことなしに、融資枠が確保出来ている状態ですからね。すぐに用立てることも出来るでしょう。審査のデメリットを被らないよう、上手く利用してみてくださいね。

【参考ページ】
融資の複数利用はほどほどに

お金の借入をする場合、サラ金のカードは何社も作れるのですか

サラ金で借入をしようと思いますが、サラ金のカードは何社も作れるのですか。これは、一概にはいえませんが、かなり難しいこともあります。といいますのも、今のサラ金には借入限度額が設けられていますし、また、一度に何社も持とうとすると、大抵の場合審査で落とされてしまうからです。

まず借入限度枠についてです。今のサラ金は、関連法律である改正貸金業法によって、総量規制というのが設けられています。この総量規制というのは、借り過ぎを防ぐために、年収の3分の1に当たる金額を限度額として、それ以上のキャッシングができないようにするものです。すべてのサラ金での借入を対象としますので、複数の業者を利用している場合は、金額によっては、新規の借入ができなくなることもあります。また、専業主婦が配偶者名義でサラ金で借入を行う場合は、配偶者の借入限度額が少なくなるため、配偶者の同意が必要になります。このような場合は、総量規制外で融資をしてくる業者か、銀行の利用がお勧めです。

それから、一度に何社も申し込む場合ですが、せめて3社までにとどめておきましょう。4社以上になると、大抵の場合は審査で落とされてしまいます。これを申込ブラックといいます。申込の情報は各金融機関で共有されますので、何社も一度に申し込んでいる場合は、返済能力に疑問符がつき、融資を断られてしまうためです。もし4社以上申し込んで通らなかった場合は、半年待ってからもう一度、できれば前とは違う業者に申し込むようにすると、通る確率が高くなります。

しかし、サラ金のカードは、できれば1社か2社にしておいた方がいいでしょう。まず、少ない所から多い金額を借りた方が、その逆よりも信用がおけるということがあります。それから何社からも借りていると、返済が大変ですし、借り入れた分で他の返済を行う、いわゆる多重債務となってしまいます。また、もし何社からも借りていて返済に困った場合には、必ず借入先のサラ金にそのことを相談して、返済計画を見直すようにするのがいいでしょう。