子供の学費の支払いに充てるために、貯蓄での不足分をサラ金から借り入れたいと考えています。一社は審査を終えて無事通過しましたが、可決金額では、何回計算し直しても、進学後にも何かと入り用なことも含めて考えると、必要な金額に足りていませんでした。複数の会社からの融資を受けられればどうにか出来ると思うのですが、既に一社決まっていても、他社から追加で借り入れは出来るものなのでしょうか？
結論から言うと、借り入れ可能です。ですが、貸金業法の改正により、現在では年収の３分の１までの融資が限度です。一社につき、サラ金ならば50万が上限と見込んでください。また、サラ金から複数で借りられるのは３社まで、と見積もっていた方が良いでしょう。４社以上の借り入れを受けているとなると、サラ金側としても貸し倒れのリスクを警戒する必要が出て来ますので、融資を受けられない可能性が高くなります。
サラ金から受けられる融資の限度額について補足しますと、複数のサラ金から借りたお金の合計金額が、貴方の年収の３分の１以内であれば良いということです。他社からの借り入れについては、審査の時にも訊かれますが、これは隠そうとしてもサラ金側で調べられるので、解ってしまいます。他のサラ金からの融資を受けた事実は、個人信用情報機関に登録されていますので、その契約内容から返済状況まですぐに把握出来てしまうんですよ。
サラ金各社は、貴方の年収の３分の１以内で融資を決められないと、法律を遵守することが出来なくなりますし、貸付を行うことも不可能になってしまいます。また、他社で返済に滞りが有る場合などは、そこも含めて審査をして、相互にとって有効性の有る取引を成立させる必要が有ります。融資できるお金は無尽蔵では有りませんからね。そのためにも、各社で個人信用情報機関を通じて、情報の共有化を図っているんですよね。
サラ金の審査としては、他に借り入れの有る同業者の件数が多くなればなる程、厳しい審査になりますね。どうしても複数からの融資が必要となる場合には、おまとめローンを利用してみてはいかがでしょうか。複数の会社を一社にまとめられるばかりでなく、返済時の煩雑さも一社で済むので楽になり、金利の面でもいくらか低く出来る可能性が有るといったメリットが見込まれますよ。契約の条件にはよく注意して検討してみてくださいね。
もしも、貸金業法の対象となる会社であるにも関わらず、年収の３分の１以上の金額になると解っていて融資が可能であると謳う所に遭遇した場合は、違法な貸付を行うヤミ金であることを疑った方が良いでしょう。サラ金からの融資は、賢く活用して行きたいものです。きちんと法律を遵守しているサラ金を選んで、滞りなく完済できる計画を立てた上で、心の曇りが極力無いよう審査に臨んで行きましょう。（参考ページはこちら→安全なサラ金をお探しなら）
複数のサラ金借り入れがあると毎月の支払額は大きくなるし、また支払日が異なっていたりと管理面も大変になります。そのような場合には、新しいカードローンでまとめてみてはどうでしょう。最近、カードローン各社からおまとめローンという名の商品が多数提供されています。おまとめローンを利用することで月々の負担を大きく減少させることができるかもしれません。
例えば、4社から50万円ずつ借りている場合、毎月の支払額は約8万円前後になります。4か所のＡＴＭに行くことも大変ですし、振り込めば4社分の手数料を取られてしまいます。これは結構大きい負担となります。さらに支払日が異なっていたらもう大変です。忙しい時には忘れることもあるでしょう。これをおまとめローンでまとめてみましょう。200万円借りた場合、毎月の支払額は約4万円前後と複数のサラ金借り入れの場合の約半分になります。当然、1か所への返済で済みますので忘れることもなく管理が大変楽になります。さらに、借入金利が下がる可能性も少なからずあります。（参考ページはこちら→低金利の恩恵について）
また、おまとめローンを利用することで余裕のできた4万円を生活費に充てるのも良いですし、或いはローンの元金に充てていくことで年間で48万円と元本の約4分の1を返済することもできます。元本が減ると毎月支払額がさらに減少するケースが多いので、さらに毎月の余資金が増えていきます。返せるときに反していくことで元本を早期に返済することが可能となります。もちろん、しっかりした返済計画と強い意志が必要であることは言うまでもありません。
現在、カードローン各社はそれぞれの強みを生かした利便性の高いさまざまな商品を提供することで、新規顧客の獲得にしのぎを削っています。少しでも多くの顧客に借りてもらいたいのです。もちろん所定の審査はありますが、多くの特徴あるカードローンのなかから自分に合った商品を探し、チャレンジしてみる価値は価値は充分にあります。