サラ金でお金を借りたいのですが、どうしても利息が気になります。利息だけでもかなり高いって言うじゃないですか。できれば利息は低くしたいなあと思っていたら「30日間無利息キャンペーン」って無人機のところに幟が出ていました。実際のところどうなんですか?
(⇒利息なしの融資はあり得るのか

はい、無利息期間中に完済すれば利息はゼロです

質問者様がおっしゃられているように、サラ金業者によっては「30日間無利息キャンペーン」のようなイベントを実施しております。そして、その名の通り「30日間以内で借りたお金を返済すれば利息は全くつかない」のですよ。

10万円以上100万円未満の場合は年利18%に設定している消費者金融が多いです。仮に30万円を借りて、年利18%で1ヶ月で返済するならば、支払総額は304,500円になります。つまり利息が4,500円になります。同じ条件で100万円借りたならば、支払総額は1,015,000円になります。つまり利息が15,000円になります。

もし、30万円借りて、年利18%で月々の返済額を1万円(30ヶ月で完済)とするならば、利息は74,753円、月々の支払いは利息を含め12,492円となります。100万円を借りて30ヶ月で返済プランを立てると、利息は249,176円となり、月々の支払いは41,639円となります。

このように利息をシュミレーションすれば、無利息期間中に完済すればその後にかかる利息はゼロとなるのでお得です。

そのため、この無利息期間中を利用して消費者金融で借りる人が増えます。無利息期間中に完済できる金額ならばこれを利用しない手はないでしょう。
(⇒自分向きのサービスの金融業者を探して使おう

例えば、「来月彼女の誕生日なのでプレゼント買ってあげたいんだけど、今貯金がほとんどない。でも来月下旬には今月分のアルバイト給料が5万円入ってくるので、ちょっとコンビニでの買い物を減らして消費者金融で3万円借りて彼女にプレゼントを買ってあげよう。彼女の喜ぶ顔を見たいなあ。それに3万円だったら無利息期間中に返せる」という大学生が来店されます。

また、「来月ボーナスが6ヶ月分入ってくるんだけど、今月はお金がピンチ。しかも来月は友達と海外旅行に行くので、お金がいるわ。そうだ、消費者金融で20万借りよ!来月のボーナスで一気に返済できるので。それに20万だったら、年利18%で一括返済すると203,000円で3,000円も利息がかかっちゃう。3,000円あれば友達とおいしいカフェで甘いスイーツを食べてもお釣りが来るね。無利息キャンペーンがあるんだったら余計な3,000円を払わなくて済むから」というOLさんもよく来店されます。

無利息期間で完済できる目途が立っているならば「借りた物を返すだけ、しかも利息ゼロ」は有効ですが、そうでないならば申し込みの際しっかりと相談をしてあなたにあった返済プランを立ててください。

サラ金業者の中には無利息で借りられる業者もある

サラ金業者の中には、無利息で貸し付けを行っている会社があります。利息がかからない期間内に借りたお金を返すことができれば金利を請求されることがないため、非常にお得なサービスといえます。しかし、ずっと利息を取らないというという意味ではなく、一定期間だけに限定して金利を取っていないという意味です。

無利息のサービスを行っているサラ金は、あまり多くないため、短期間で借り入れて返済できる場合は、無利息サービスを行っている金融機関を利用することで利息分を支払う必要がなく、無駄のない借り入れができます。

ただ、利息がかからない融資と言っても、サラ金業者によって内容が異なり、借り入れてから1週間など、短期間のみ利息がかからない業者や、初めての借り入れのみ期間限定で利息がかからない業者、初回借り入れの際にポイントサービスに加入し、ポイントを溜めることで利息無料サービスが利用できるなど、様々な仕組みがあります。

給料日まであと数日、という時、急にお悔みごとなど何らかの理由でまとまったお金が必要となった場合、無利息サービスのサラ金でお金を借りれば、利息がかからない期間内に確実に借りたお金を返済すれば利息は全くかかりませんから、短期間だけお金が必要で、すぐにお金を返せる当てがある場合であれば、非常に利用価値のあるサービスなのです。

ただ、このような金融機関は、設定されている通常の金利が他のサラ金と比較すると若干高めになっており、審査も通りにくい傾向にあるようです。利息がかからない期間中に返済できれば問題ありませんが、期間が過ぎてしまった場合は金利がかさんでしまう可能性もあります。長期間にわたって借り入れをおこなっていると無利息の恩恵が全く受けられなくなってしまいます。
(⇒融資審査に通るためには

利息がかからないサービスを提供している金融機関は、計画的に利用できる場合は大きなメリットを得ることができるため、計画的に利用するとよいでしょう。(参考ページはこちら→計画的な融資の利用例