サラ金のカードローンを持っている28歳会社員です。仕事が夜遅くまでかかる事が多いのでついつい食事は外食ばかりになってしまい、終電を逃して宿泊施設に止まる事もしばしばあります。こうした生活をしていても収入は少なく、日々の必要な費用を給料だけではまかなえないという事が出てきました。そんな時、サラ金のカードローンで必要なだけ借りて利用する事ができるというのは、とても心強いのです。

このカードローンはネット上からもログインする事で様々な情報を閲覧する事ができ、ある日何となく限度額を見たら…何故か増えていたのです。サラ金のカードも希望する事で増額してもらえる場合があるとは聞いていたのですが、まさか勝手に増えている事があるなんて思ってもいませんでした…というか、まだ信じる事ができていません。

サラ金では無いのですが、何か間違って振り込まれたお金を勝手に使ったりした結果、後から返せと言われたり何らかの罪に問われたりした…みたいなケースがあったのを思い出したのです。サラ金では無かった気がするのですが、今回の増額も間違いであったというのなら、勝手に借りたりしたら罰せられる事があるのでは…そう考えると怖くてカードローンが使えなくなりそうです。私はこの場合どうすれば良いのでしょうか?

稀に勝手に限度額が上げられる事もあります

似たような事件を自分も聞いた事があります。確かにその場合、質問者さんの言うとおり勝手にお金を使った事で後で罰せられていました。これって、確かにたまったものじゃないですね…相手のミスにて振り込まれたお金に手をつけたら罰というのは、相手の過失も考えれば重すぎでは?というくらいの内容だった気がするので、不安になるというのは理解できます。

しかし、カードローンの限度額は希望次第で上げられるように、金融業者側の裁量によって操作できるという側面があります。大体相手から増額するという場合は業者からの電話などで連絡があってからとなりますが、稀に質問者さんのようなケース…勝手に増額されている、という事があります。勝手というと少し聞こえは悪いものの、そもそも限度額は少ないよりも多い方が使い勝手には優れますし、金利も下がる可能性があるので利点は多いです。(参考ページはこちら→利息を下げてもっと融資を便利に使う

何より、カードローンというのは増額されたからと言って、全額使わないといけないという事はまずありません。カードローンはあくまで設定された限度額内で自由に使うことができますので、増額前が30万だとしたら、30万では自由に使えるという事だし、不安なら増額分は未使用のまま置いておけば良い話ですね。

それにこうした増額で不安になったら、電話の相談窓口に連絡すればOKです。そこで事情を尋ねれば答えてくれますし、どうしても多い枠が嫌なら減額してもらう事もできます。減額は金融業者側にとってノーリスクなので、すぐに請け負ってくれるでしょう。

サラ金の限度額が勝手にあがった場合に考えられる原因

サラ金からお金を借りる際には、必ず利用限度額が設定されており、その金額の範囲内で借金をすることになります。この利用限度額は総量規制の年収の3分の1以下に抑えられており、年収や信用性を審査した結果が反映されています。年収300万円であっても利用限度額は100万円にはなりません。多くの場合は余裕を持って利用限度額が設定されています。

この利用限度額は自分で引き上げ申請をすることで引き上げてもらうことが可能です。その際には審査が行われますが、滞納歴がある場合には審査に通りません。限度額の引き上げを申請するのに、少額の借金さえ綺麗に完済出来ないようでは限度額を引き上げると更に滞納を重ねる可能性があると判断されます。

この利用限度額は自分で引き上げ申請をしなくても、いつの間にか勝手に引き上げられている場合があります。ではサラ金の限度額が勝手にあがった場合にはどのような理由が考えられるのかというと、利用者が消費者金融にとってお得意様になったことが挙げられます。

消費者金融にとってお得意様とは、多くの金額を滞納せずに完済を繰り返す人物です。少額であってもしっかり完済出来る人物には、もっと多くの金額を利用してもらいたいと消費者金融は考えます。また、年収が上がったタイミングで同時に利用限度額が引き上げられる場合があります。

契約更新時でなくても、頻繁に収入証明を提出していた場合は、年収が上がった為に総量規制の金額も上昇して、その結果利用限度額も引き上げられます。これは利用限度額を引き上げてもいい条件が揃った場合に限ります。つまり、年収が上がったとしても滞納をしてしまった場合は、利用限度額の引き上げは見送られます。それどころか引き下げられる場合もあります。

利用限度額は引き上げ申請の審査で落ちると信用情報に傷が付くので、出来るだけ消費者金融から引き上げの提案がされたり、勝手に利用限度額が引き上げされるのを待つのも大切です。
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