クレヒスって一体どういう意味?

クレジットの利用履歴のこと

これ、カードを使ったことのない人は知らないよね。カードの利用情報のことを言うんだけど。「クレジット・ヒストリー」…らしい。まぁ、これを意識するって、クレジットを単に利用して楽しく生活しているなら、あまり気にならないんだけど。気にする人は気にするんだよね。どうしてなんでしょう。クレジットカードって後払いで買い物をするんで、いくらでもモノを買うでしょ。クレジットカードの履歴ってハッキリ言って借金の履歴のことをいうから、年収以上に使いこんでいないか分かってしまうわけ。

もし、収入以上に猛スピードで買い物をしていると、これが結構ヤバいことは誰でも知っている。でもこのクレヒス情報を重視しているのは、個人だけではなく、サラ金業者も意外と注視していたりするんだよ。毎月カードの使いすぎで現金を融資した時に、返済してくれるか疑問が残るでしょ。サラ金とクレジットカードって、人によっては全く別物だからクレジットカードを利用し過ぎても、サラ金で借り入れできるなんて言う人がいるけれど、そんなことはないですよ。(参考ページはこちら→融資審査で見られる意外な部分

今、サラ金ってクレジットカードと共に運営しているところもあるし、しかも銀行の傘下にあったりする業者もあって情報がどう巡り巡っているかわからないですよね。クレジットカードを使いすぎてバレないから、サラ金の借り入れは大丈夫なんて考えていたら大間違い。節約志向なのかそうでないかは、クレジットカードの見れば誰でも、一目瞭然。しかも無駄遣いをしてしまう人って、クレジットカードでも現金のキャッシングがあるはず。収入以上に使っているとわかれば、サラ金の申請にも案外支障はあるでしょうね。

もしサラ金から始めて借りれするにしてもクレヒス情報が悪いと、契約の可決はするでしょうが、融資額はほんの少額でしょ。クレジットカードの借り入れはサラ金より金利を高めに設定しているはずですので、クレジットカードでボロボロにムダ遣いをしている人が、サラ金にまで手を出してしまうと借金地獄にはまりそうですね。クレヒスは汚さないほうがいいです。
(⇒たくさんお金を借りたいなら準備も必要

クレヒスの情報は5~6年残るでしょう。クレヒスのネガティブ情報とかポジティブ情報なんてありますが、要はあまり利用し過ぎるとかえって、今後の借り入れに支障がでたりしますし、あまり使わない場合でも増額を望む人にとっては良くないそうです。カードで必要のない買い物をしないこと、利用した際は完済を早めにすることですね。完済ができれば、基本、ネガ情報とは言わないでしょう。

サラ金でもいいクレヒスを作るのは大事なことです

クレヒスという言葉をご存知でしょうか。一般にクレジットカードでよく用いられる言葉で、クレジットヒストリーを略したものです。このクレジットヒストリーとは、利用と返済の取引履歴のことで、延滞などが無く、きちんと利用した分が期日までに返済されていれば、良質なクレヒスであるとみなされます。(参考ページはこちら→延滞していた場合はどうなる?

サラ金においても、実はこのクレヒスは重要なのです。もちろんサラ金はクレジットカードと違い、買物をして使ったお金を返済するのではありません。お金を借りて、その借りた分に利息をつけ、期日までに返済するわけです。クレジットカードの場合は、利用して返済して行けば、更に格上の、たとえばゴールドカードを持てたり、今まで流通系のカードしか持てなかったけど、審査の厳しい銀行系のカードも持てるようになったりするわけですが、サラ金の場合は、利用して必ず返済するということを積み上げることで、借入枠が広がって行きます。

当然の話ではありますが、利用してちゃんと返済するというのは、お金を貸す側にとっては優良な顧客であり、信用がおけるわけです。そのため、借入の限度枠を広げてもらえるわけで、最初から滞納していたり、はなから返済する気がない人の場合は、このような待遇を受けることはできません。しかも、良質のクレヒスを作ることのメリットは、ただ単に借入枠を広げてもらえるだけではないのです。

たとえば、今借りているサラ金とはまた別の業者を利用したいとか、銀行を利用してお金を借りたい、あるいは、クレジットカードを申し込みたいといった場合も、もちろん審査が行われて、その人の信用情報が照会されるわけです。ここでブラックのあるなしが確認されますが、同時にクレヒスも確認されるわけです。それがきちんとしている場合は、審査を通過するのに非常に有利になります。つまり、いい履歴を作ることで、より多額のお金を借りられるわけでなく、他の金融機関に申込を行う場合にも、かなりプラスになるわけです。

【参考ページ】
融資では信用情報が肝となる