日雇い派遣社員で働いている、現在37歳の男性です。仕事はコンスタントにある方なので収入は安定していると思いますよ。が…実は私はブラックなんです…。

無計画にサラ金業者でお金を借りていたらだんだん返済に困ってしまい、何度も返済の延滞を繰り返して結局返済不履行になってしまい弁護士を通して代位弁済に踏み切ったのです。（参考ページはこちら→ブラックリストに登録される理由）

その時の支払い債務は今はもうすべて完済しています。その間に一度だけ知名度の高い大手サラ金に申し込みましたが、やはり審査で落とされました。でも…ひとつぐらいは借りられるサラ金業者を確保しておかないと急な場合にとても不安なんです。

だからブラックでも利用できるサラ金業者を教えて欲しいのです。是非ともお願いします！

ブラックでも融資可能のサラ金業者はあります

結論から先に言えば、ブラックであっても審査に通して融資してくれるサラ金業者はあるので安心してください。とまれ、まず過去に金融事故を起こしてブラックであると大手サラ金の審査はまず通らないと思ってください。

また、同じブラックでも返済の延滞が理由の場合と、あなたのような債務整理したブラックとでは審査における心証が異なるケースも否定できないのです。つまり、債務整理でのブラックの方が深刻であると言うことなんです。（参考ページはこちら→自己破産後が借りにくい理由）

以上の事から、ブラックでも審査に通る可能性が残されているのは中小のサラ金業者と言うことになりますね。中小サラ金業者の審査なら大手サラ金の審査よりも甘くて柔軟で、かつ独自の審査基準を設けているのでブラックでも融資の交渉余地は十分に残されていると言えるのです。

某中小サラ金業者は、ブラックでも利用可能で全国的に有名で、実際に多くのブラックの方がそのサラ金業者を利用して融資を受けていますよ。そして、中小サラ金業者にはそのようなブラック対応可のところは意外と多いのです。

だからブラックであるあなたは中小サラ金業者に的を絞って考えてみてください。また、ブラックでも対応してくれる中小サラ金業者では独自にブラック申込者に対する審査基準を設けていると考えられます。それゆえ、その審査基準をクリアできれば融資は可能になると言えるのです。

それでは次にブラックでも融資可能で有名な某中小サラ金業者のブラックに対する審査基準を具体的に見てみます。まず一番大切な事は、ブラックとなった過去の金融事故がすでに“過去の出来事”として清算されていることです。

たとえば、自己破産の場合は免責が決定済みで借金の返済が一切免除されていること、任意整理や代位弁済のケースでも債務整理の際に負った返済義務をきちんと履行しているか、あるいはきちんと完遂している事実があることなんです。

つまり、そのような状態であれば“過去不問”と言うことになる訳なんです。他方で、金融事故を起こした相手先のサラ金業者から裁判の訴訟を起こされていたり、免責が未決定の場合、また債務整理の件で現在進行形で和解中といった場合には過去の事実にはなっていないので審査に通してくれないのです。さらに、上記の点に加えて、現在に借り入れが無いこと、継続した一定の安定収入があることがブラックの審査基準となります。

以上の事柄がブラックでも利用可能なサラ金業者におけるブラックでも審査に通る条件になると考えてください。他方で、そのような中小のサラ金業者の中には、「自己破産のみ審査の対象外…」「債務整理でのブラックの申し込み不可」としているところもあるので、実際に申し込んでみないと分からない点もあります。

とまれ、中小サラ金業者なら条件次第でブラックでも利用できるところはあるのです。