現在、某大手サラ金からお金を借りて返済中の40代の男性会社員です。毎月きちんとATMから返済しており、一度も返済の遅延や滞納はありません。ところで先日ふと思ったのですが、このまま返済しても最終的には1000円未満の端数が残ってしまうようなのです…。

が、いつも利用しているATMでは最小で1000円単位の扱いとなるので、サラ金で残った1000円未満の端数の返済はどうすればいいのでしょうか?教えてください。

1000円未満の端数もサラ金での借金です

当たり前の事ですが、1000円未満の端数でもサラ金での借金なので返済するのが普通です。1000円未満の端数が最終的に出てしまう理由は、利息の計算が日割りでされることなのです。

そして、案外多くの人がきちんと返したつもりでいても、実はこの1000円未満の端数を返済していないケースが多いと言って良いのです。しかし、この端数については「無利息残高」扱いとなるので、利息や手数料は付かず、また支払い期限も無い残高扱いとなります。

つまり、返済期限も無く、また金利も付かないので、極端に言えばそのまま放置しておいても金銭的には大過ないと言って良いのです。そして、この1000円未満の無利息残高については、次の利用の際に最初の返済時に組み込まれるので、続けてそのサラ金でお金を借りるつもりなら、次回利用まで放置しておいても構いません。(参考ページはこちら→融資利息の仕組み

他方で、今後において長期間に亘って利用するつもりがなかったり、他のサラ金に乗り換えるつもりであれば、残った借金なのできちんと返済しておくべきです。

なぜなら、1000円未満の無利息残高が残っている限り、そのサラ金との契約は続いていることになるので、他のサラ金に申し込んだ際の審査において過去のサラ金との返済が残っているとの事実は、場合によってはマイナス要因となってしまうことがあると考えられるからなのです。(参考ページはこちら→融資審査はこんなところもチェックしてる?

それゆえ、理想としては借りたお金については、1000円未満の端数までまずきちんと完済してから、続けて利用するも良し、また他のサラ金に乗り換えるも良しなのです。

サラ金での1000円未満の端数返済については、サラ金会社のATMで1000円未満の端数返済が可能ですし、場合によっては提携先ATMでも端数返済が可能となるところがあります。

また、サラ金会社に電話をかけて1000円未満の端数返済について聞けば、返済方法を丁寧に説明してくれますよ。とまれ、1000円未満の端数で返済期限が無く、金利も付かないとは言っても、サラ金での借金に変わりは無いので、きちんと返済しておくのがベストですね。

サラ金の活用時は1000円未満の端数の取り扱いに注意が必要

日常の暮らしで何らかのお金の不足するような事態が生じてしまった時、サラ金ならば迅速に不足額を埋め合わせて対応することができます。一言でサラ金と言っても、世の中には大小さまざまな金融会社が存在しており、その融資方法のあり方も実に様々。それぞれの事情や経営方針、あるいはシステムに従って借り入れ、および返済を行っていかなければなりません。

カードローンであれキャッシングであれ、サラ金からの借り入れは手続きが簡単で融資スピードも速いことで知られます。それゆえ支払いが今日中や明日中に差し迫ったときでも十分余裕を持って対処することが可能です。またカードローンは一枚の個人カードを携帯することで、好きな時に好きなだけ融資を受けることができて、最近ではコンビニ内にもATMが設置されていることから24時間いつでも借り入れることが可能です。

しかしながら、借り入れの際や返済の際にきちんと踏まえておきたいことがあります。そのひとつに挙げられるのが1000円未満の端数の取り扱いです。まず借り入れを行う際には数百円単位の細かな融資は行われず、誰もが1000を超える金額にて融資金を引き出したり、銀行振り込みを依頼しなげればなりません。

これが返済になると大きく事情が変わってきます。ATMの現金出し入れ口を使って返済するには数百円単位の細かな利息を支払う投入口がないことから、サラ金の中には1000円未満を端数切り捨て扱いにする業者も存在します。一方、中には数百円どころか数円単位の端数に至るまでの細かい数字にこだわって店舗窓口での返済を求める業者もありますので注意が必要です。ご利用の金融業者が果たしてどちらのタイプの返済方法を活用しているのか必ず確かめてから返済することが求められます。

さらに、もしもまとまったお金が手に入り、完済を行いたい場合にはまずはサラ金側に連絡を取り、その支払い総額を端数まできちんと確認した上で返済しなければならない場合もあるので、こちらも注意が必要です。