丸井を良く利用してショッピングをしている20代のOLです。丸井のカードは丸井でのショッピングだけでなくキャッシング枠もついているので、たまにですがキャッシングも利用することがあります。

とにかく良く利用している丸井でショッピングもキャッシングもできるので丸井のカードは私にとってすごく使い勝手の良い1枚なんです！が…この間の会社のお昼休みに会社の友人から「丸井ってサラ金でしょ！？…」って言われて、ちょっとショックを受けたんですよ…。

と言うのは、自分としてはサラ金を利用しているなんて意識が無かったからなんです。正直に言って「サラ金」に対しては良いイメージをもっていないのです。それなのに丸井がサラ金と知らずに利用していたなんて思うとなんか嫌な気がしてきて…。

そこでお聞きしたいのですが、本当に丸井はサラ金なのでしょうか？教えてください。

丸井はサラ金とは言えません

う~ん…「サラ金」の定義にもよりますが…丸井は信販会社であり、若者向けのデパート業務も展開しているので一般的なサラ金の定義には当て嵌まらないと思いますよ。「サラ金」とは、サラリーマン金融の略称であり、かつてのサラ金が現在は消費者金融と呼ばれるものになったのです。

そして「サラ金＝消費者金融」との定義に則って言えば、丸井の主業務はデパート業務と考えられ、加えてクレジットカード業務にも携わっている信販会社として位置づけられることから消費者金融でもないと言えます。そのことからも丸井はサラ金ではないと言えます。

また、丸井は「クレジットカード」と言う名称で月賦販売をメジャーな購入方法として日本に定着させたフロンティア、先駆的存在でもあるのです。丸井が出てくるまでは一般的にデパートは現金商売でした。

加えて、その当時は現在のようにショッピングやキャッシングに利用できるクレジットカードはそんなに普及していなかったのです。丸井カードも当初は丸井でのショッピングで分割払いに利用できるだけでキャッシングはできませんでした。

が、丸井でも新カード発行に伴って従来のショッピング機能に加えてキャッシング枠を附帯させるサービスを始めました。丸井のキャッシング枠については、融資額は利用者の年収や利用状況によって異なり、金利は実質年率で18%となっています。

そして、サラ金と丸井との明確な相違点をあえて指摘するなら、丸井はキャッシングだけでなくショッピング利用に重点を置いている点なんです。たとえば、丸井のカードを丸井や他の加盟店で利用すればポイントが貯まり、貯まったポイントは丸井での買い物やギフトカードに利用することができるのです。（参考ページはこちら→独自の融資特典を活かそう）

一方、サラ金はキャッシングのみの利用であり、もちろん利用ポイントが貯まって他のサービスに交換できるといった特典はありません。以上の事から、ある部分ではサラ金の業務と重なりますが、その本質は月賦販売を主としたデパート業務なので丸井はサラ金とは本質的に異なると言って良いのではないでしょうか。（参考ページはこちら→金融業者の特徴はよく見よう）