ツタヤでＴカードを作った際、ＥＴＣカードも同時に作ったのですが、後日、アプラスというところのカードが送られてきました。あまりよくわからないまま入会したのですが、アプラスとはサラ金ですか？一応、新生銀行グループとは書かれているのですが、銀行という感じはしません。大丈夫なのでしょうか？（参考ページはこちら→どんなところが銀行融資？）
アプラスは新生銀行グループでクレジットカード会社です。決して怪しくはありませんよ。会員数はほとんどツタヤのＴカードの会員のようです。
そもそも今の時代にサラ金をどのように考えるかというところですね。サラ金とはサラリーマン金融の略で街金とも言われ、消費者金融のことを指しますが総量規制が施行される前の高額な貸し付けやグレーゾーン金利などの悪いイメージや闇金との混同によってとにかく悪いイメージが強いようですが、基本的には消費者金融を指します。
消費者金融は貸金業法の登録指定を受けて貸金業法に乗っ取って運営されている会社で闇金は指定を受けずに事業を行っている会社を指します。指定を受けずに事業を行うことは違法行為です。（参考ページはこちら→ちゃんと安全な金融業者を見分けよう）
銀行は銀行法という法律に乗っ取って営業されています。貸金業法が適用されるのは消費者金融の他にはクレジットカード会社と信販会社が対象となります。消費者金融をサラ金とするならば、同じ貸金業法が適用されるクレジットカード会社もサラ金となるのかということになりますが、厳密に言えばサラ金ではないでしょう。
サラ金とは現金の貸し借りを行う会社を指し、クレジットカード会社はオプションとして現金を借り入れることはできますが、基本的には商品購入の支払い代行ということになります。そういった点ではアプラスはサラ金ではありあせん。ただ、グループ会社にアプラスパーソナルローンという会社があり、こちらはローン会社なので、サラ金と言えるかもしれません。
現在、消費者金融はキャッシングローン会社と呼ぶことが一般的になりつつあります。時代によって呼び方は様々で、サラ金から消費者金融、消費者金融からカードローン会社、カードローンからキャッシングローン。キャッシングローンと呼ぶように変えているのも、カードローンや消費者金融だとイメージが悪いからとのことです。
イメージが悪いから呼び方を変えている時代にあって今だにサラ金と呼び方がの子ｔｔいるのは、サラ金は今や闇金を指しているのかもしれませんね。
TSUTAYAのTカードなど、さまざまなカードと提携しているアプラスは、クレジットカードを利用したキャッシングが便利です。借り入れは各銀行のＡＴＭで手軽に行うことができて、ほかにもゆうちょ銀行や信用金庫などで手続きが行えます。またコンビニのATMでは夜間でも利用が可能なので、急な都合でお金が必要になった時にはとても助かります。ATM以外でもパソコンやスマートフォンや電話などでも手続きすることができます。
さらに海外のATMでも利用できるので、旅行先で現金が必要になった場合にも役立ちます。海外での利用が多く、設定金額を増額したいといったときには、キャッシングサービスデスクに電話するか、NETstation*APLUSというカード会員専用のサイトで手続きが行えます。クレジットカードでのキャッシングの場合、返済は口座からの引き落としになり、返済方法は一括払いと月々定額支払いのリボルビング払いを選ぶことができます。
アプラスでは、クレジットカードでのキャッシングのほかにも、α倶楽部カードというカードローンがあります。自由な使い道ができて、10万円から300万円の借り入れが可能です。利率は借り入れ金額によって変動します。こちらもクレジットカードと同じく、全国の銀行やコンビニのATMで手続きができます。返済は口座振替またはATMによる支払いを選ぶことができます。
返済方法はリボルビング払いとなります。ATM返済では給料日などの都合に合わせて、5・10・15・20・25・末日から返済日を選ぶことが可能です。α倶楽部カードの申し込みはインターネットで手続きすることができます。規約や同意事項を確認したあと、フォームに必要事項を入力して、申し込みをします。そして審査を行い、運転免許証などの本人確認書類を提出することになります。審査結果はメールで確認するようになり、審査が通ると自宅にα倶楽部カードが送られてきます。
サラ金というと敷居が高いように感じる方もいますが、アプラスのローンであれば手軽に利用することができます。少額の場合はキャッシング、ある程度まとまった金額が必要な際はカードローンと使い分けするのも良い方法です。