高齢者が消費者金融を使う事ができる、というのは私はあまり聞いたことがありません。私が使っているサラ金も基本的には年齢制限があって、あまりにも年齢が高い人は借りられないようになっています。ですので高齢者の人が使っているのを見たことはありません。

であれば、消費者金融を使うことが高齢者になると難しいということなのでしょうが、地方にあるサラ金だったら使えるところもあるというのは聞いたことがあります。地方にあるサラ金だったら本当に高齢者でも使えるのでしょうか。

地方にある小さなサラ金は高齢者も使えるところが多い

高齢者はどうしても年金しか収入がないということもあって、借りるのが非常に難しいというのはその通りです。小さなサラ金であっても、年齢制限というのはありますから必ずしも借りられるとはいえないのですが、地方にあるような小さなサラ金の場合であれば高齢者も使えるところは少なくありません。年齢制限が上に幅広くなっていて70歳を超えても借りられるようになっているのです。

70歳を超えてまで借りられるようなサラ金はごく一部でしかありませんが、そのごく一部のサラ金があるかないかは大きいでしょう。今のところ大手の消費者金融や銀行系カードローンはまず対応していませんし、定年延長をして定年で会社を辞める時の65歳までしか貸出をしていないところばかりです。となると小さな地方にある消費者金融やサラ金に期待をするのは当然です。

ちなみに高齢者と行ってもいろいろあります。60歳を超えると大体の人が高齢者と言われるわけですが、60歳の人と70歳の人ではかなり返済可能性という点では違うでしょう。借金を残したまま亡くなられる可能性もあるので、基本的には同じ高齢者でも若い人向けのモノのほうが多いのです。65歳までの人向けは多いですし、69歳までなら地方銀行でも貸してくれるところはいくつか存在しています。

問題は高齢者でも70歳を超えた時でしょう。70歳を超えて借入をするとなると、高齢者の場合は厳しくなるのです。70歳以上でも借入ができるところとなるとサラ金の中でも一部になるので地方にある小さな業者を使うことになるのです。もちろん怪しいところも中にはありますから、利用するなら口コミで調べてから利用しないと、騙される可能性もあります。(参考ページはこちら→ちゃんとした金融業者を選ばないといけない理由

高齢者がどんどん増えていく中で、サラ金を利用できないのは結構つらいものがありますから、今後は大手も少しは対応してくれるんじゃないかなと個人的には期待しています。

高齢者でもサラ金からお金を借りられますか?

高齢者でもお金が必要となる場合があるでしょう。そんな時、頼れる友人がいればいいですが、そうとも限りません。そうなるといわゆるサラ金と呼ばれる消費者金融などからお金を借りる必要が出てきます。しかし、高齢者ともなるとサラ金からお金を借りられるのでしょうか。

消費者金融などはボランティアでお金を貸しているわけではありません。貸したお金は利息を添えて返してもらってはじめて営業ができるのです。つまり、誰にでも平等にお金を貸してくれるわけではありません。貸したお金をきちんと期日までに返してくれそうな、信頼のできる人にのみ貸すことになるのです。その基準を測るのが審査です。氏名や年齢、勤務先、勤続年数などの項目から、その人はお金を返してくれそうな人か判断するのです。

今回の場合、お金を借りるのが高齢者となります。そうなると気になるのが年齢ですよね。消費者金融などでは、融資の条件に満20歳以上60歳未満、65歳未満となっているところがほとんどです。下限があるのはわかりますが、なぜ上限があるのでしょうか。それは返済能力です。通常、日本では60歳が定年です。定年退職後は年金収入のみとなる方がほとんどでしょう。そういった人にお金を貸しても、返してもらえる可能性が低いからです。

また、高齢になると病気やけがなどで亡くなる確率も高いので、なかなか貸してもらえなくなるのです。しかし、高齢者でも年金以外に収入があったり、貯蓄があったりすれば、融資を受けられる可能性はあるのです。条件に65歳未満とあった場合、それを超えての融資はまず無理ですが、そうでないならたとえ退職して年金受給のみの収入でも借り入れが可能なケースはあるのです。

高齢者でも場合によってはサラ金からお金を借りることは可能です。ただ、高齢ゆえ返済能力が低いとみなされ、限度額が低かったり、金利が高い可能性はあります。自分は高齢だからと言って、融資は受けられないと諦めるのはまだ早いのです。可能性はあるので、とりあえず審査を受けてみる価値はあるはずです。