サラ金ってほとんど見たところ、私が知っている限りではだいたい同じような金利じゃないですか?金利が上限金利と同じというところばっかりなので、使っていいのかどうか、使わないようにした方がいいんじゃないかと思うようなところばっかりです。

ですから少しでも金利の安いサラ金というのがあればいいなと思うんですが、少しでも金利の安いサラ金というのはなかなか無いものなのでしょうか。それともサラ金業界はこの金利よりも下げてはいけないなどの裏約束なんかがあったりするんですか?

少しでも金利の安いサラ金はおそらく見つけるのは難しい

大手の場合はいくらでも金利の安いところを見つけることは出来ますね。消費者金融だけでなく銀行系カードローンなんかも合わせるんだったらなおさらです。借入をするとなるとそれこそ数%の金利で借りることができるところもあり、住宅ローン並みです。しかし金利の安いサラ金を見つけようとするのはかなり難しいでしょうし、現実的にはほとんど考えられないと思ったほうがいいと思います。
(⇒銀行の融資の方が正直お得?

なぜサラ金は金利の安い業者というのがいないのか、ということになってくるかと思いますが、金利の安いサラ金を作ることが歴史的にも難しいというのが本音でしょうね。昔からの金利を知っている人にしてみれば、どれだけ今のサラ金の金利が低いかというのはわかるでしょう。法律上50%近い金利が当たり前だった時代もあったのです。

法律的にも50%近い金利でも問題なく貸出をすることが出来た時代がありました。その頃も多くの人が借入をしていました。しかし今は18%、少額融資の場合は20%が上限になっていて、どういうサラ金でも15%以下で貸出をしているところはほとんどありません。これはそれ以上下げてしまえばサラ金としての経営が成り立たない、ということでもあります。

つまり今の金利というのはサラ金としてやっていくための最低限度の金利になっている、と思って間違いないでしょう。これ以上低くしてしまえば、倒産するか破産するしかないために金利の安いサラ金というのが出てこないのです。たとえサラ金が金利を下げたとしても、そこにやってくるのは返済されるかどうかわからない利用者です。となると貸し倒れも増えてしまいかねません。

そういう微妙なバランスの中で、今のサラ金というのは成り立っているのです。そう考えれば、サラ金が今後どんどん金利を安くしてくれる、金利の安いサラ金が出てくるんじゃないか?と期待するのは難しいというのがわかると思います。

サラ金を利用する場合いは金利の安い業者を選ぼう

お金を借りる場合は、その元金に利息をプラスして返していくことが一般的です。それゆえに利息が少なければ、毎月の返済額も少なく済みますので、返済もより楽になり、元金も順調に減らしていくことができます。逆に利息が高いとそれだけ余計な金額を支払っていかなくてはいけません。(参考ページはこちら→利息の数値を算出してみよう

サラ金はかつてはかなり高金利で、それゆえに返済が厳しくなってしまったり、返済のためにさらに借り入れを増やしてしまうとう場合もあったものです。過払い金が問題になったこともあり、今でもサラ金は高金利というイメージを持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。

でも、今はグレーゾーン金利も撤廃されており、20パーセントを超える利息は処罰の対象となっています。それゆえに以前よりも安心して借り入れが利用できるようになりました。そして、金利は業者によってそれぞれ差がありますので、できるだけ金利の安い業者を選んでいきましょう。

サラ金の金利の調べ方についてはインターネットの利用が便利です。それぞれの業者の公式サイトには金利についてわかりやすく紹介されていますので、借り入れ前にはよく確認しておきましょう。多くの業者から比較して選んで生きたい場合はランキングサイトや比較サイトが便利です。

金利の安い業者を選ぶことはもちろん大事ですが、安心して借り入れをするためには業者の信頼性も大切です。初めて利用する方の場合は大手の業者から選んでおくとまず安心と言えます。

そして業者によっては、無利息期間が用意されている場合もあります。こうしたサービスは新規申込みの際に1回のみ使えることが多くなっていますが、一定の条件を満たしていれば利用できますので、少しでも金利の負担を減らしたいという場合はこうしたサービスも活用してみると良いでしょう。

さらにサラ金の場合は、利息は日割りで計算されていますので、早く完済すればそれだけ利息の負担は少なくなります。低金利であっても長く借りているとそれだけ利息の負担は増えますので、金利だけではなく、利用する期間についても考えておきましょう。