聞いた話ですが、最近のサラ金では非常に悪どい手を使っているところがあるというのを聞きました。この話を聞いてから「ちゃんと借り入れをするときには業者を選ばないと」と思うようになっているんですけれども、サラ金の中で年利と見せかけて実はそうではないというような業者がいると聞きました。(参考ページはこちら→金融業者はきちんと選ばないと厳しい?

今は年利も厳しく制限されているので、年利が上限金利になっていれば大丈夫と思っていましたが、チラシなどで利息制限法を守っているとしても気をつけておいたほうがいいということでしょうか。これでは怖くて使いにくいです。(参考ページはこちら→適正な利息の値について

昔から年利と見せかけているヤミ金は存在していた

年利と見せかけて実は月利だったとか、10日での利息だったというようなことというのは最近よりもかなり昔の時代、昭和の頃によくあったと言われています。金利が安いと見せて実は使ってみたらそれは年利ではなかったというパターンです。見てみると契約書でもそれは書かれていたりしたし、怖がらせて脅してくるような業者も多かったのです。サラ金というよりも今で言うヤミ金でしょう。

ヤミ金という点では今もこのようなことをしている業者は一部では存在していると言われています。もちろんサラ金として登録をしているような業者ではほぼないですが、ヤミ金として活動をしている業者の中には法律を守らないところばかりです。だから年利で見るとちゃんと法律を守っているようにみえる金利が実は月の金利だったというようなことが未だに起こっているのです。

本来であれば支払う必要がないものです。法律違反なのですから無効なはずなんですけれども、よくわからない人や法律を知らない人はそのまま払ってしまうという人もいるのです。脅してくるようなところもいますから、怖くて払ってしまうという人も多いのです。怖いかもしれませんがそこは警察もしくは弁護士に必ず相談してから支払うようにしましょう。

借金についてはサラ金はさすがに登録業者として長くやっているようなところほど、こういった法律違反をすることはありません。登録を更新することができなくなってしまうのでやらないのです。ですからサラ金なら心配いらないわけで、まずは登録しているかどうかというのを見た上で借り入れをするようにしましょう。ヤミ金に引っかからないための一番の方法です。

その後サラ金の金利をしっかりとチェックし、契約書をもらった時にもその金利が法律を上回っていないか、年利と見せかけて実は騙そうとしていないか?などを見るようにしてください。危険なところはヤミ金も含めればまだ存在しますからね。

サラ金を利用する場合に知っておきたい年利について

サラ金を利用する際、気になる事といえば、利息についてです。利息は少しでも少ない方が良いと考えるのは当然の事です。利息を少しでも少なくしたいと考えた場合、少しでも金利が低い業者を選ぶようにすれば良いと考える人は少なくありません。確かに金利が低いと、それだけ利息は少なくなりますが、同時に金利の仕組みについて覚えておく事が大切になってきます。

現在、金利の多くは17.8%から18%の間に設定されています。法定金利が20%なので、これは問題のない金利です。そして、借入総額が増えれば、それに従い、金利が下がる設定になっています。ですから、金利自体は、業者によって変わるといっても、0.2%程度の差という事が殆どです。

そんな金利は、年利という形で書かれています。年利とは、1年間借入した場合に必要な金利の事で、1年未満で完済する場合、金利は日割り計算となり、18%よりも低い金利となります。1年なら18%必要な金利も、半年で完済するなら約9%、借りて1ヶ月で一括返済するのであれば1.5%で済む事になります。

ですから、支払う利息を少しでも低く抑えたいと考えた場合、金利が低い業者を選ぶというのも有効な方法ですが、一括返済や繰り上げ返済を利用し、借入期間を短くする事を意識する事が大切になってきます。それにより、支払う金利を大幅に抑える事ができるようになります。

金利が安い業者を選ぶと、金利が安いからと、つい利用し過ぎたり、完済する前に借入を繰り返し、借入期間が長くなってしまう事があります。そうなると、金利自体は安くても、支払う利息は高額になってしまう事になります。

それよりも、金利の仕組みを理解して、借入しても短期間での完済を目指すようにする事で、実際に支払う利息を少なく抑える事が可能となります。サラ金で賢くお金を借りたいと考えたら、目の前の金利だけでなく、最終的に必要な利息をしっかりと考え、利用していく事がお勧めです。(参考ページはこちら→返済は計画的に行うべし