制度の変更以来、愛煙家にはタスポが欠かせないアイテムとなりましたね。はっきり言ってしまえばこのタスポ、ただ単に自販機での制限の為に作られているのでそれ以外での使い道らしい使い道が思いつかず、たばこを自販機で買う人にとってはただ単に手間が増えただけの感じですよね。たばこを吸う人にマナーが悪い人が多いというのはさすがに多少認めざるを得ませんが、それでもどんどん喫煙者は肩身が狭くなりますね…。

しかしながら最近、タスポの使い道の一つが思いつきました。それは、サラ金での利用です。サラ金というのはお金を借りるところであり、お金を借りるには身分証明書が必要になりますよね？タスポも一応はその身分証明として機能するのでは？と今考えています。近いうちにお金を用意しないといけないので、サラ金の身分証明になる物を探していたのです。

もしもタスポが身分証になるのなら実に都合が良いです。ダメなら他の物を使うつもりではありますが、タスポでも良いならタスポを使えばまたちょっとだけ使い道が増えますのでお答え下さい。

タスポだと必要になる情報がおそらく少なすぎですね

タスポを身分証に、ですか…確かにタスポ、そのままだと用途が少なすぎて「何でたばこの為だけに作らないといけないのか…」って不満に思う人が多そうですよね。カード型だからそのまま財布とかに入れれば良いと思われがちですが、財布にカードを入れすぎるのも不格好な事を考えると、確かに邪魔であるのは否めません。

それにタスポを作れるという事はたばこを吸える年齢であるという事が少なくとも証明されているわけですから、身分証としての役割が少なからずあると言えるでしょう。サラ金で必要な身分証というのは主に運転免許やパスポートなどが指定されていますが、そのほかの代替品でも良い場合がありますが、ちょっとここで考えておきたい事があります。
（⇒サラ金にも年齢制限ってある？）

運転免許証とタスポを比較してみて下さい。運転免許証というのは顔写真に生年月日、住所等々…おそらく何らかの申し込みで必要とされるパーソナルな情報が、一枚に完全に集中していると言えます。だからこそ本来運転のみに必要だったそれが、色んな身分証明の場で使えるようになったわけですね。対してタスポというと、名前に会員番号、そして有効期限のみとなっています。ここで分かる事と言えば、運転免許などに比べて圧倒的に情報が少ないという事です。

サラ金で身分証が必要というのは、ひとえに本人確認の意味も込めています。申し込んだ人がちゃんと一人の人間として存在しているかというのが分からないといけないのに、タスポに記載されている情報では足りません。せめて住所と生年月日があれば良かったのですが、この二つが無いというのは非常に厳しいです。顔写真はあるものの、融資の審査では保険証みたいな顔写真無しの物でも有効となります。つまり、写真というのはさほど優先順位は高くないと言えるのでしょう。

以上の事から考えると、タスポが使えるのはせいぜいが年齢確認くらいですが、その年齢確認も情報の少なさから考えると使える場面も絞られてくるかもしれません。タスポをあまり身分証として過信しない方が現状では良いでしょう。

【参考ページ】
サラ金を借りるために必要な書類とは？