一時期すごいもめていた時期が消費者金融でありましたよね。法律が改正されて総量規制が適用されるとか言う時でしたけれども、あの頃からたくさんの消費者金融がなくなりました。中小のサラ金もほとんど見かけなくなったわけですけれども、まだいくつか存在はしているみたいですね。
現在存在しているサラ金会社はこういう激動の時期を抜けだした、と考えたほうがいいんでしょうか。それとも何か網の目をくぐるようにして悪いことをして生き延びていると、と思ったほうがいいのですか？最近のサラ金というのが安心して使えるかどうかがいまいちわからないので。
サラ金や街金といった小さな業者については存在している会社の中で、いくつかのパターンに分類することが出来ます。質問者の言うようにちゃんと法律が改正された後に法律にそって運営をするようになったというまともなサラ金もありますし、法律を破ってヤミ金になったというところもあります。またもう一つが法律が改正された後に設立された比較的若いサラ金会社の3つです。
まともなサラ金会社の多くがかなり老舗で昔から営業をしているという業者です。昔から営業をしていて貸出をしているだけあって、地元に根付いていたりするわけですが、更新も10回くらいしているのです。10回も免許を更新できるということはそれだけ信頼されていないといけないですし、悪いことも出来ません。だからこういったサラ金は金利は高いかもしれませんが、安心して使えるでしょう。（参考ページはこちら→融資金利の適正な数字を知る）
もう一つの法律を破ってまで営業をしているというのはヤミ金になります。このヤミ金は使わないというのが原則となっていますが、それでも使ってしまう人もいるのです。総量規制以上に貸出をしてくれるから、無職の人でも借入ができるからといった理由でしょうが、金利ももちろん法律を守っていないのでかなり高い金利を要求されることになります。使うと元に戻るのは難しいでしょう。
最後の一つが法律が改正されたあとに出来たというサラ金です。数はそこまで多くはありませんが、全国に存在しています。このサラ金、更新などもしていないか、していても1回2回程度なので少し信用度としては落ちます。ですので、新しく出来ているサラ金を使うときには口コミで「この業者は大丈夫なのか」ということを調べた上で、申し込みをするのがいいと思います。
法律改正後、現在存在しているサラ金会社はこのような区分けにできるかと思います。ヤミ金以外は調べて使えば十分安全に借入も出来ますし、心配しすぎなくても大丈夫ですよ。
現在存在しているサラ金会社を調べるためには、まずサラ金会社の貸金業者登録番号を知ることが重要となります。
貸金業者登録番号と言うのは、貸金業者として運営を行なう場合には会社のある住所が管轄となる知事などの許可を受ける事が義務付けられており、この許可を受ける事で貸金業者として登録が可能になり、日本貸金業協会の会員となり登録が行われるための番号なのです。
尚、日本貸金業協会における会員番号の事を単に登録番号と呼んだり、貸金業者登録番号と呼んでいるのです。因みに、貸金業者登録番号は「（１）」と言う数字から始まり、続いて第０００００号と言う5桁の数字で表示が行われているのが特徴です。最初の「（１）」の中に有る数字の数は更新を行う度に数字が大きくなるのが特徴で、この数字が大きいほど長い期間の営業を行っている金融業者であると言う事が明確になるのです。
加盟を行う事で貸金業者登録番号が発行され、会社の中で利用されたりホームページの中に有る会社概要欄に記載されているのが特徴なのです。この番号を使い、金融庁のホームページの中にある「登録貸金業者情報検索入力ページ」で検索を行う事で、現在存在しているサラ金会社を調べる事が可能になるのです。
尚、「登録貸金業者情報検索入力ページ」では貸金業者登録番号以外にも所在地、商号・名称、代表者名、電話番号などの情報入力でも調べる事が出来るようになっています。但し、複数入力をすることでより正確な情報を調べる事が可能になるのが特徴なのです。
仮に、検索を行ったけれども検索結果に該当する会社が無いと言う情報が表示された場合は、その金融業者は現在存在していない会社と言う事になるのです。また、存在していても検索結果に表示されない金融業者と言うのは、貸金業登録番号を偽って営業を行っている闇金の可能性もあります。
因みに、闇金である場合は、非合法での貸し付けを行いますので、利用をすることは控える事が大切なのです。（参考ページはこちら→心配な金融業者なら使わない方が良い？）
【参考ページ】
ちゃんとした金融業者の探し方