防衛大学を今年卒業して、自衛隊の自衛官として任官した24歳の男性自衛隊員です。実は今度個人的な理由からサラ金でお金を借りたいのです。

しかし自衛隊で働くという特殊な立場の私でもサラ金でお金を借りることは可能なのでしょうか？教えてください。

自衛隊で働いていてもサラ金は利用可能です

結論から先に言えば、自衛隊で働いている自衛官でもサラ金を利用してお金を借りられます。サラ金では審査で申込者の働き方それ自体を問うことはないと言って良いのです。

一方で、サラ金の審査ではなによりも「継続した一定の安定収入」を重視するのです。そのことから継続した一定の安定収入さえあれば、アルバイトやパート、あるいは日雇い派遣や契約社員であっても融資を受けられるのです。

そして、“安定収入の有無”との観点から言えば、正社員や公務員はサラ金にとって優良な顧客であると言って良いのです。

とりわけ公務員は収入や雇用の安定度が高いのでサラ金にとってはありがたい顧客と言えます。そして、自衛隊で働く自衛官は国家公務員なので、むしろサラ金にとって歓迎すべき顧客とも言えるのです。

加えて、自衛隊の自衛官も入っている公務員の保険は、身分証明書として一番ステイタスの高い身分証明書となります。以上の事から、むしろ自衛隊の自衛官であるとの社会的身分や立場は、サラ金の審査では有利になると考えられるのです。

他方で、自衛隊を取り巻く昨今の環境変化は、サラ金の審査における自衛隊隊員の扱いが変わってくる可能性を示唆していると言って良いでしょう。具体的には、気候変動のせいか昨今自然災害が多くなったことで国内での自衛隊が活躍する機会も増えていますし、なによりも集団的自衛権の行使容認によって将来的に自衛隊が戦争に参加する事態も想定されると言えるのです。

そして、これら自衛隊の職務は常に生命の危険がつきまとうものとなることから、将来的にサラ金の審査においては自衛隊の自衛官は一般的な公務員とは異なる審査基準になるのではないかと思われるのです。

そして、“生命の危険度が高い職業”としてサラ金で認知されるようになると、返済不履行になってしまう確率も高くなるので、自衛隊の自衛官に対する信用貸しの基準も変更せざるを得ないと思われるのです。

とまれ、現状としては自衛隊で働く自衛官のステイタスは、公務員としての身分なので高く、サラ金の審査では返済能力の高い利用者と見做されて有利な立場になると言えます。

ゆえに、問題なくサラ金を利用することは十分に可能と言って良いのです。