34歳の男性会社員です。勤務先は地元の食品加工会社です。サラ金はこれまでたまに利用している程度です。審査が早くて即日融資で借り易い点が気に入っています。

その魅力でサラ金を利用してきました。が、いままでサラ金を利用していてサラ金のデメリットについてはあまり考えた事がありませんでした。そこでサラ金のデメリットに関してお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。(参考ページはこちら→融資にはメリットがあればデメリットもあるもの?

サラ金利用の一番のデメリットは金利ですね

そうですねえ~…サラ金を利用するデメリットですかあ~…サラ金のデメリットを考える上では、主に2つの点があると思いますね。

ひとつは、サラ金でお金を借りるがゆえのデメリットと言え、もうひとつは、サラ金で借りることを含めた「お金を借りる」という行為におけるデメリットなんです。

まずはサラ金でお金を借りるがゆえのデメリットについて触れてみます。そのデメリットとはズバリ!“金利の高さ”と言うものでしょう。サラ金の金利水準は、実質年率4%~18%となります。

この金利水準はサラ金大手のものなので、中小サラ金や街金融の場合にはさらに金利が高めとなり利息制限法いっぱいの金利水準となっているところも少なくありません。

一方、銀行の金利は実質年率で4%~15%くらいです。サラ金と銀行の金利を比べると最低金利は同じくらいですが、最高金利ではおよそ3%くらいの開きがあります。「3%程度の開きなら大したことは無い…」と考えてしまうところですが、借入額が大きくなればなるほど、また返済期間が長くなればなるほど3%の金利差による返済負担は予想外に重くなってくるのです。

そのことからサラ金でお金を借りるデメリットは、金利の高さと言って良いのです。他方、もうひとつのデメリットについてですが、それは「お金を借りる癖がついてしまう…」と言ったデメリットであると言えるのです。

この点に関して言えば、銀行に比べてサラ金は審査が早くて甘めで、かつ即日融資してくれる借り易さがあるので、つい自分の財布のように勘違いして借り癖が付き易いとのデメリットが考えられるのです。

しかし、これは銀行でお金を借りても同じ事だと思われます。が、特にサラ金はその“借り易さ”ゆえに借り癖が付き易いとも言えるのです。そのことからサラ金を利用する際には、きちんと借りる目的や意味を考えた上で、意識的に抑制を効かせて利用する事が大切になると言えます。

とまれ、このデメリットは利用する人の意識の問題であり、デメリットになってしまうか、あるいは“借り易さ”をメリットとして利用できるかは利用者の本人次第となるでしょうね。

そして、サラ金を利用する際の避け難いデメリットとしては、最初に触れた金利水準が高めになっていると言った点に限られるのではないかと考えられます。

サラ金でお金を借りることのデメリットとは

サラ金は、今でいう銀行や信販会社よりも小さい規模の消費者金融のことですが、以前は高金利で違法な事をする業者も多かったのですが、現在ではそのようなことはありませんが、デメリットもあります。まず、銀行や信販会社のカードローンに比べると金利が高いということです。利用者からの「スピーディーにキャッシングを行ってもらいたい」という要望に応えるため、サービスを充実させているため、その分コストが高くなり、金利に反映されてしまいます。金利は昔に比べるとかなり低金利になりましたが、銀行や信販会社に比べてまだ高金利です。銀行系や信販系の金利は会社によって異なるものの、10%以下ですが、消費者金融は10%後半の金利になっているところが大半です。

金利は返済期間が長くなればなるほど影響してしまうので、金利負担を軽くしたい場合は、消費者金融での借り入れは不向きですが、会社によっては、初回の借り入れであれば無利息期間を設けているところもあるため、無利息期間内に返済すれば、金利を払わなくて済むため、銀行や信販会社よりも損ということはありません。このように、短期間で一度だけ借りるのであればサラ金の方がお得になるケースもあります。

また、消費者金融の金利面以外でのデメリットとしては、サラ金時代の悪いイメージを根強く持っている人が多いということが挙げられます。貸金業法の改正により、グレーゾーン金利などの上限金利以上は貸し出しが出来なくなったため、金利が引き下げられていますし、業界内の改善も行われているのでサラ金の頃とは違ってクリーンになってはいますが、改善されているという事実はなかなか伝わらないため、まだまだ悪いイメージを抱いている人が少なくないのです。

大手の消費者金融を利用しても、年配の人から見れば、違法な事をしているサラ金からお金を借りる、という古いの価値観に当てはめた決め付けをされてしまうことがあるのです。