契約社員で働いている40代の男性です。先日、個人的な理由から急にお金が必要になったことでサラ金に申し込んだのですが、どういう訳か審査に通らなかったんです。

ちょっと自分では思い当たる節が無いのですが…。ちなみに現在の契約先企業で働き始めてからまだ3か月くらいなんです。もしかしたらその点がネックになったのではないでしょうか…?

とまれ、サラ金の審査がなぜ通らないか知りたいので教えていただけないでしょうか?よろしくお願いします。

サラ金の審査通らない理由は幾つかあります

わかりました。あなたのお悩みについてお答えしましょう。まず言えば、サラ金の審査はそんなに厳しくないのです。たとえば、某大手サラ金、つまり某大手消費者金融の審査通過率は47%!といったように、申込者の約2人に1人は審査に通る計算なんです。

もちろん、審査が厳しめの大手サラ金もありますが、一般的にサラ金の審査は甘めで通り易いと言って良いのです。他方で、そのように審査が甘めのサラ金の審査でも落ちるケースはあります。

そして、審査に落ちてしまう原因として幾つか理由があるのです。それでは「サラ金の審査がなぜ通らないか知りたい!…」とのあなたの質問に随時答えていきましょうね。

まず年令制限です。満20歳以下の未成年と年令制限の上限を超えた高齢者の場合は必ず審査に落とされます。次に継続した一定の安定収入の有無です。無職で無収入の場合はサラ金の審査は絶対に通りません!

また、アルバイトやパートで働いていて収入が安定していないと見做されると審査に落とされることがあります。三つ目は、他社からの借入件数や借入額がすでに年収の3分の1をオーバーしている場合です。

何社までの利用を認めるかに関しては各々のサラ金の基準は異なりますので確かな事は言えません。が、一般的には3社くらいまでが限度となるみたいですね。一方、借入額についてはサラ金は総量規制の対象なので収入の3分の1までしか融資できないので、すでに年収の3分の1まで借りている場合は審査に通りません。

そして、サラ金の審査で落ちるケースとしてはこの場合が多いようなのです。四つ目は、過去に金融事故を起こして金融ブラックであったり、返済の延滞履歴が多いとサラ金の審査には通りません。

五つ目は、自宅や職場への在籍確認が取れないケースでも審査に落とされると考えて良いでしょう。しかし、在籍確認は給与明細書等の書類提出で代替としてくれる場合もあります。

六つ目としては年令・職業・勤め先等の個人属性がかなり低い場合には審査落ちの対象となります。七つ目は、勤続年数が審査基準を満たしていない場合です。一般的には1年以上の勤続年数が条件となります。

ただし、新入社員のケースに限って勤続1年未満でもOKとなります。あなたの場合は、転職してまだ3か月しか経っていないので、勤続年数の不足が審査に落ちた理由と考えられます。

八つ目は、同時に数社のサラ金に申し込んだり、短期間にたくさんのサラ金に申し込む“申込みブラック”も審査落ちの対象になります。加えて、まれに職業によって社内規定NGの職種だと審査に通りません。

最後の点としては、携帯電話の支払い未納や滞納している税金があると審査に落とされることがあります。以上の事が「サラ金の審査がなぜ通らないか知りたい?」との質問に対する答えとなります。

サラ金の審査がなぜ通らないか知りたいという疑問の解説

カードローンを利用しようと思い、申し込みを行っても審査に落ち、何度申し込んでも利用できないことがあります。このときにサラ金の審査がなぜ通らないか知りたいと感じる人も多いと思いますが、サラ金の審査に落ちる理由には様々なものがあります。

まず、サラ金は貸金業法が適用される業態であるため、総量規制により年収の3分の1までしか借り入れを行えません。そのため、収入がなく、配偶者貸付を利用しない専業主婦やアルバイトを行っていない学生、既に年収の3分の1に達する借り入れがある場合などはこの法律によって利用できません。

また、審査の際には個人信用情報機関に登録されている情報を参照します。ここで金融事故を起こした記録が残っていると、大手のサラ金では機械的に審査に落とされます。審査の甘い中小のサラ金であっても、金融事故が現在も継続していると返済能力がないと判断され、審査に通りません。

個人信用情報機関には様々な個人情報が登録されているため、申し込み書類に記載ミスがないように十分に注意します。うっかりしたミスであっても、この登録情報と食い違いがあった場合、虚偽の申請と見なされ、悪影響を与えることもあります。

この個人情報には会社の規模や勤続期間などの情報もあります。勤続期間が短いと安定した収入とは見なされません。これには半年は必要になるため、就職後半年以内に申し込んで落ちた場合、何度も申し込むのではなく、半年から1年間経つのを待ってから申し込むようにします。

審査に通るか不安な場合、一度に複数の会社に申し込んでしまうことがありますが、これも落ちる原因になります。申し込み情報も個人信用情報機関に記録されており、短期間に連続しているとお金に困っており、貸し倒れが起きるリスクが高いと判断されるため、審査に落ちやすくなります。1か月に3社以上の申し込みを行うと申し込みブラックと呼ばれる状態になり、この情報が消えるまで(6か月)は審査に落ちやすくなるので注意します。

この他にも、引っ越しを頻繁にして固定電話を契約していなかったり、賃貸物件を利用しているなど、審査でマイナスとなる要因には様々なものがあるので、対策をしてから申し込みをしなければなりません。