入社2年目の新入社員の男性です。いままでサラ金を利用した経験はありません。が、今度初めてサラ金の利用に挑戦しようと考えています。サラ金を利用したい理由は、ノートブックPCを買い替えたいからなんです。

やはり買い換えるなら最高スペックの最上位機種がいいのです。でも、その機種だとちょっとばかり資金が足りないので、サラ金でその不足分だけを借りようと思うのです。

そこで実際に申し込む前に、サラ金の借り審査についてお聞きしておきたいのです。よろしいでしょうか?(参考ページはこちら→借り入れ審査の基準とは

サラ金の借り審査はそんなに厳しくない

わかりました。初めてサラ金を利用しようと考えているあなたのために答えましょう。まず最初に言っておきたい事は、サラ金の借り審査はそんなに厳しくないと言うことなんです。

しかし、審査は審査なので、調べられる点はしっかり調べられますよ。その点は覚えておいてくださいね。サラ金の借り審査では申込者の信用能力と返済能力を審査すると考えて良いでしょう。

信用能力とは、具体的に言えば「この人にお金を貸しても大丈夫かな?…」といった点を確認するのです。信用能力の審査において、まず個人信用情報機関に与信をかけて申込者の過去の利用履歴を調べます。

ここで問題が無ければ、ひとまず信用能力の審査はパスとなります。が、過去に金融事故を起こして金融ブラックであったり、複数社からの借り入れがあったり、他社から多額の借り入れがあったり、またクレジットカード等の利用で問題を起こしている、といったような過去履歴があると審査に落とされる確率が高くなります。

なぜなら、そのような過去をもつ人は「お金を貸すと危ない人!」と見做されてしまうからなんです。

そして、サラ金ではこの個人信用情報機関に与信をかけて信用能力を調べる審査が仮審査となるケースが多いようなのです。さらに、年令・職業・勤め先・勤続年数・居住形態等の個人属性の観点からも信用能力を計ります。

他方、返済能力については「この人にお金を貸してもきちんと返済してくれるのか?」を審査します。具体的には、継続した一定の安定収入の有無が重要になります。もし収入が不安定だったり、雇用状態に不安があると「返済能力に問題あり…」と見做されます。

しかし、アルバイトやパートでも収入が安定しており雇用もそれなりに安定していれば、借り審査では問題にならないと思います。また、年収の高低はそれほど気にする必要はありません。

年収が高ければ融資枠が大きくなるといった点では有利と考えて良いですが、借り審査それ自体の可否に年収の多い少ないは影響しないと考えて良いのです。つまり、サラ金の借り審査における返済能力においては、とにかく継続した一定の安定収入の有無が決め手となるのです!

加えて、先の個人属性の観点も加味して審査されます。一流企業の会社員や公務員は、一番返済能力が高いと見做されます。また、勤続年数の長い方が返済能力があると見做されます。

そして、仮審査後の本審査では本人確認や融資額に関する最終確認といった意味合いの強い審査になると言って良いでしょう。以上のように、サラ金の借り審査では信用能力と返済能力に関して仮審査と本審査の2つの審査を通して調べられるのです。

そして、この2つの審査対象と2つの審査過程をパスすれば晴れてサラ金からお金を借りることができるのです。

サラ金借り審査とはどのようなものですか?

サラ金借り審査とは、どのようなものでしょうか?サラ金借り審査では、2つのポイントを抑えておく必要があります。一つは、どんな方法で審査が行われるのかということ、もう一つは、どんな審査項目があるのかということです。

まず審査の方法についてですが、これは2段階方式になっています。つまり、仮審査と本審査です。初めに仮審査が行われ、そのあとで本審査が行われる仕組みとなっています。この2つはどのように違うのでしょうか?

それは、人の手が直接加わるかどうかによって分けられます。仮審査の場合は、人の手で直接調査が行われるわけではなく、打ち込んだ情報を機械的に処理する仕方で審査が行われます。機械が判断しますので、情報が正確であり、またあらじかめ設定した基準を満たしていれば誰でも審査に通過することができます。

一方の本審査は、人の手によって直接調査が行われます。本人の返済能力を確かめるための属性調査があり、その属性が基準を満たしていれば利用許可を与えることができます。その調査について、機械ではなく人間が調査し判定を行います。これが、仮審査と本審査の違いです。

さて、サラ金借り審査では、どのような審査項目があるのかについても考えておく必要があります。簡単にいえば、本人の返済能力を知る手掛かりとなる属性が審査項目になります。

すなわち、現在の収入状況、現在の借入状況、勤務先の規模、勤続年数、加入保険、居住形態、金融事故の履歴などです。こうした項目について基準をクリアすることができれば、サラ金を利用することができます。

サラ金の場合は、サービスのスピードを重視していること、また属性が低くても積極的に融資を行う方針があるため、審査基準は銀行よりも優しく設定してあります。

ただし、審査基準の緩さから、また利便性の良さから、ついつい余分に借り過ぎてしまう危険もあります。借り過ぎは多重債務者に陥る危険をはらんでいますので、くれぐれもこの点は注意しましょう。