大手の消費者金融を使ってみて思ったんですが、仮審査と本審査っていうのに分かれているんですね。聞いてみたら大体の業者で分かれているんじゃないか?って言います。どこでも仮審査に通ったらとりあえず借り入れはできて、本審査の後は本格的な借入枠をもらえてかなり大きな金額も借りられるというのも知りました。(参考ページはこちら→大金を借り入れるには

ほとんどの業者がそうだとは言いますが、ほとんどというのはいわゆる消費者金融や銀行系カードローンだけではなく、サラ金のような中小の業者も分かれているんでしょうか。仮審査と本審査、サラ金はどのような審査をしているのですか?
(⇒中小と大手で変わる融資審査の違い

小さなサラ金はあえて仮審査と本審査はわかれていない

小さなサラ金と大きな消費者金融、一見すると基本的に大きさしか違いはないように思えるかもしれないですが、消費者金融とサラ金では基本的に審査は違うと思って間違いありません。小さなサラ金の場合は仮審査と本審査に分かれていないところのほうが多いですし、大手のように仮審査に通ったらその場で借入ができる、というようなものではないと思っていいでしょう。

そもそも中小のサラ金は業者によってもかなり違いはあるんですが、審査の基本的な流れというのはだいたい同じなので、その流れだけでも抑えておくといいと思います。まず中小のサラ金は業者に連絡をします。メールでも電話でも、店舗に直接行くという方法もありますし、どういう方法でも構いません。そして借入の申込書を書いて身分証明書などを見せてそこから審査がスタートです。(参考ページはこちら→融資で使える身分証について

で、大手の場合はここから仮審査があって、仮審査に通った後に枠の大きさを決めるような本審査があってその枠を決めます。枠の大きさが決まるまでは10万円程度の小口でしか借りられないけれども、枠が大きくなればそれだけの借り入れができるというのが大手でしょう。しかし中小の場合はそういったものがわかれていなくて、だいたい最初は小口でのスタートになります。

10万円や5万円などの小口からの借入しか出来なくて、そこから少しずつ使って行っては返済をすることによって初めて枠が大きくなっていくというパターンです。ですので、本審査と仮審査に分かれているわけではなく「この人は貸しても大丈夫だろうか」ということを見極める審査しか用意されていないというわけです。それに通ればだいたい一律少額融資になるのです。

この辺り、大手とは審査の形式が違うといえるでしょう。最初から数十万円から100万円くらい借りられる可能性のあるのが大手ですが、中小はだいたい10万円も借りられたらいいほうなのです。

サラ金に申し込む際の仮審査と本審査の違いとは

サラ金からお金を借りようとする場合、まずは申し込みを行います。申し込みの方法として多いのは紙面ですが、最近ではインターネットを利用した申し込みにも対応しているところが増えています。インターネットで全ての手続きが完了するタイプは、あまり審査が厳しくありません。

借り入れの際に行われる審査は、基本的に仮審査と本審査の二段階に分かれています。仮審査の場合には、人が判断するのではなく機械が処理していることが多いようです。機械によってふるいにかけますので、審査のスピードが向上しています。この時に調べるのは、借り入れ自体が可能かどうかです。ここで通らない場合には、金融関連に関する問題を抱えている可能性があります。詳しことは、信用機関に問い合わせてみると分かります。

仮審査に通過すると、いよいよ本審査です。人によるチェックが行われ、この審査を通過すれば融資が受けられます。実際には、本人確認を行ったり、融資枠の検討を行います。融資枠が予想と大きく異なるケースもありますが、その場合には直接確認してみる必要があります。

仮審査はほとんどが匿名です。そのため、借り入れできるかどうかを確認するために、試しに行ってみる人もいます。本審査のように情報が残ることがありませんので、軽い気持ちで試してみることができます。ただし、この審査に通ったとしても、ここで得られた結果は目安ですので、必ずしも本審査に通るとは限りません。ただし、仮で通らない場合には本審査でも通らない可能性が高くなります。

匿名で情報も残らないので、複数で仮審査を受けてみる人もいます。複数からNGの結果が返ってきた時には、融資を受けられない問題があります。本当に借り入れをしたいと考えているなら、その問題を見つけるために検証してみることが大切です。本審査の方は何度も落ちてしまうと信用がなくなって借りにくくなりますので、気軽にチャレンジすることはできません。